古都の道場 西向き間借り

まとまったことをちゃんと書くために。(まとまってないこと:Twitter→@Picassophia)

2022-01-01から1年間の記事一覧

人文知糾弾について

年末。来年度の生活環境のために色々と動くことが多い。集中して仕事として出すべきものはあらかた作り終えたので、あとは締切に合わせて動かすだけのものばかりだが、そういう状況は仕事をしていないという感覚なので、なかなかにもどかしい。かと言って、…

一方的な賞賛に対する居心地の悪さについて

先行きの見えなかった道が、なんとか拓けた。 それは非常に悦ばしいことであって、めでたいことであり、また誇らしく思うべきところでもある。実際この一ヶ月の間で、多くの人に賞賛され、承認されるのを感じた。それは素直に嬉しさに満たされることではある…

進展

延期してもらえた面接が終わって、その日のうちに有難い連絡をいただいた。 一時は望みも全く潰えたと思っていたのだから、本当に嬉しい。 その反動で、後遺症の風邪症状が一気に悪化してしまった。明日から職場復帰だ。今日はゆっくり休むことにする。

因果と善悪、偶然性の問題

喉が焼けるような夜だった。空腹時にロキソニンを飲むのには抵抗があった。ネットの記事で胃が荒れたりしやすいと書いていたから。しかし、眠れない長い夜と耐え難い痛みに押し負けて、一錠飲み込んで眠りについた。 前回の記事を書いてまもなく、怠さに呼応…

岐路の前

誰も見ていないだろうから、それでいてほんの僅かな誰かに見てほしいから、ここに書くことにする。 夏休みが終わって、新学期が始まった。授業は授業として手を抜いているつもりは全くないが、それでも生徒たちには悪いことに、この一週間は自分は心ここにあ…

対象への議論

参院選が近づいてきて、Twitterのタイムラインが政治色を強く帯びてきた。この手の話題は頗る苦手だ。 第一、不可解なことが多すぎる。経験と現実の差異、と言うべきだろうか。自分の周りでこれだけの人が「今の政治はおかしい、選挙に行くべきだ」と言って…

内省

先ほど記事を書いてとりあえず仕事をした気になって、昼間はずっとベッドで過ごした。気に病むことがある以上、休むしかない。気力もないし、明日からまた仕事なのだから休めるだけ休んだほうがよい。そう思って昼食を食べたらすぐにカーテンを閉めた。 少し…

田辺研究のこれからについて

人生でそうそう起こることのないド偉い過ちを犯してしまった。最近は本当に反省が必要だ、ということを思う。自ずから然る生き方、自由を考える中で、出過ぎたことをしてしまっているような気持ちにもなる。浮ついたことを考える前に、善く生きなければなら…

成長

ひとまず戻ってきて、特に恐ろしいことは起こっていない。ただ、宿泊した夜はうなされて眠れなくてほとほとまいった。その後も発熱を伴わない慢性的なだるさが続いている。新年度だというのに、幸先が悪い。心身も弱る。 一と多。普遍と個別。この結合をどの…

桜の背後の桃へ

コロナ以来、ひさびさに祖父母の家に一人で来た。 色々考えることがある。 例えば自分が今、コロナを持っているとして、この機会のせいで祖父母がコロナになってしまったら、とか。 生来の神経症なので、そんなことを考えていると本当に体調が悪くなる。コロ…

進捗

年が明けてからあっという間に一ヶ月が経ってしまった。 経験則だが、特に大きな進捗がないときは大抵時間の流れが速い。というより、あっという間に過ぎ去っていく中で己の成したことのあまりの少なさに絶望するというのが一つの流れになっている。 実際こ…