古都の道場 西向き間借り

まとまったことをちゃんと書くために。(まとまってないこと:Twitter→@Picassophia)

休暇

休養日。なんとなく落ち着かない。

為すべき仕事は多い。考えるべきことは多い。だがそれを体系的に、あるいは根本的に考える気力は、残念ながら現状到底あるとは言えない。

いっそのこと哲学とかから少し離れてみてもいいのでは、という気すらする。もっと素朴に生きるべきなのだ。そうしてそれがやがてまた何かに結実することになるだろう。

仕事も所詮は欲求かもしれない。習慣論みたいな話かもしれない。「休暇にもならば萬事を放棄して静に御保養遊ばれ度候」という田辺に向けられた西田の言葉を思う。無論、田辺や西田のような実直な学徒に比して自分の努力というものは本当にちっぽけなものだが。なんとも情けなくもある。奮起するということもない。

そういうことを考えるのがよくない。ただぼんやりとしたまま、明日に持ち越してみようと思う。