古都の道場 西向き間借り

まとまったことをちゃんと書くために。(まとまってないこと:Twitter→@Picassophia)

安寧に際して

無事に年度最後の諸々の仕事が片付いて、一週間が経とうとしている。

多くの人に気をつかっていただいたおかげで、ひとまず安寧に至ることができた、という感じだろうか。一時の安寧でしかなくとも、この機会はありがたい。

 

この一週間は、とにかくとっちらかった自室を片付けた。それでも本棚に収まりきらずどうしても積み上げられていく本を見ていると、本は以後決して減ることはなく増えていくわけだから、なんだか重たい気持ちもする。せめてあまり使わないものは使わないところに置きたいところだが、部屋にもそんなに余裕はない。師の家に行った時は一部屋余すことなく本一色だったが、あれは無理もない。博士号取得者の家はそういうものなのだろう。

 

とにかく手放しでじっくり休むという機会がずっとなかったから、この一週間はよく休んだ。手持ち無沙汰になるくらい休もう、と決めていたが、実際手持ち無沙汰になって部屋の片付けとかゲラリタッチとか色々してしまった。哀しい生き物である。

あとは査読論文のリタッチ(これが骨が折れるから、来週中頃くらいまでは手をつけないようにしている)、研究計画、細かいことが二、三残っている。この土日は基本ゆっくりしつつ、来週以降の予定を組んだりして過ごそうかと思う。

 

春は麗かに時が過ぎる。とりわけ来月からは一層自分の時間を引き受けなければならないな、と思う。